こえーーー!!(2回目)
深夜2時。
エアコンがないので、全裸に近い形で寝ている。日中40度近くあり、夜になっても気温は一向に下がらない。30度以下になれば、心地よい…。 扇風機回してうつ伏せで寝ていた。
…ネズミ。
背中に違和感を感じた。振り払ったら、壁にぶつかる鈍い音。そして、悲鳴。
その瞬間、明かりをつけ、見逃さなかった。ネズミが逃げ込んだ先はよりによってトランクの中だ。開けた瞬間にあいつが飛び出してくる危険がある。そのままにしておくとトランクの中身が喰いちぎられる危険がある。息を飲んだ。次の一手で全てが決まる。
3,2,1…
(銃声)
ねずみに勝った瞬間だった。相手は恐れをなして、逃げ帰った。部屋はヒドイ。まるで泥棒に入られたかのよう。
しかし、事実は変わらない。俺の勝ち。
ひとつだけ、ネズミにお願い。頼むから、ターゲットを別に据えてくれ。床を走るくらいなら許してあげるから。ディズニーランドのネズミだってこんなに馴れ馴れしくねぇ…
最後に、どうしても電気を消す勇気がなかった。
電気はそのままにして寝たよ。
心臓のビートは早いままだった。
(爆)
0 件のコメント:
コメントを投稿