30.7.09

インド第2ラウンド

皆様、

長い間ネットがつながらず、ご迷惑をお掛けいたしました。
お陰さまで今日から部屋でもネットがつながるようになり、メールも日本語で打てるようになりました。

★★★

今となっては命に次に大事なネットコネクション。
インドに来てからというもの、想像以上のトラブルに遭い、
生活のベースを築くのすら手間取った。
が、明日から学校が始まるこのタイミングで、
全てのセットアップが完了。

渡印前から、学校が始まるまでには全てを整える…という一つの目標を置いて、タイムリミット寸前のところで何とか間に合った。

★★★

形にする努力をすれば、うまい事どうにかなる。
生活のベースは出来上がった。
学校も明日から始まる。

もう前に進めない言い訳はできないね。
逆に言うと、やりたいことは何でもできる状況に立てた。

さて、インド第2ラウンドのスタート。

やりたいことがありすぎる。

29.7.09

CHAOS

ウォークマンが壊れた(2006.01-2009.07)
家を出た瞬間、耳に入ってくる音は、これでインドの音だけになった。
うるさいっ!!

銀行でD.D(Demand Draft)を作った。昼前には銀行窓口にいたはず…だよな? 全部おわって、銀行出たら夕方4時… 昼飯さえ食えず、イライラは頂点に達する。甘ったるいチャイでも飲んで、一服しないと収まりがつかない。てか、不味いタバコしかねぇのか。


2度あることは3度あるらしい。いや、入学手続きに関しては、9度あることは10度ある。ヒャヒャヒャ、祝、二桁!! しかし、今日の作業により、これで99%完了した。あとは1%=最後の書類 1%を埋めるのに、あと何度予想外に振り回されることやら…(鬱)なかなかうまくいきませんな。

(そういえば、今日はネット工事の前金のレシートを貰わねば… 案の定、何の連絡もない。でも、正直、今うちに来られても困る。まだまだこっちでやることあるし、明日にでも電話してやるか。)

最近、家に帰るのが遅い。まだ完全にチェンナイを把握してる訳じゃないので、帰りが遅すぎるのは、ネギがカモ背負ってるようなもんだ。と、言ったところで、帰る手段はバス以外に存在しない…毎回バスは精神修養の場と割り切ってる。バスに乗る回数が増えれば増えるほどに、俺が悟りを開く可能性は高くなる。最近、宇宙の真理が見えてきた。

バスの中は相変わらず、300人くらい乗ってる。絶対ムリだろ、この乗車率(笑)まさにカオス… ある人は人間が作った最悪のものは「戦争」と「セール除外品」と言った。俺なら、間違いなく「渋滞」「満員」だ。

走行中はまるでそこは精神と時の部屋。俺には誰も、何も見えてない。

意識が戻るとバスから連行され、警官8人に囲まれてた。ここではバスに乗ったら、自分で車掌を見つけ出し、料金を払って切符を貰わなければならない。しかし、乗車人数50人のバスに300人乗ってる状況… 無理に決まってんだろ、アホか…バカタレ。


加えて、ここではバスを止めての抜き打ちチェックをたまにやる。それに捕まった。運が悪いことに切符はもちろんない。導かれるように警官とケンカ。裁判所か罰金1000円の選択肢を前に、選択せず、罰金を100円にまけろとゴネてみた。実際に160円くらいしか手持ちがなかったので、全部あげたら、夕飯はどうやって買えばいいんだい?それともブタ箱のカレーか?カレーはもう飽きたよ。そこで反撃されるかと思いきや、警官も警官で俺の言い値で了解した。全くドイツモコイツモ… てか、連行されたの実は2回目(1回目は電車)。

その後、ガラガラのバスに乗って帰る。うちのストップに到着するころには、ドシャ降りだった。傘はなくとも、足元はサンダルで全く問題ない。


ドゥワァァァァァァ(悲鳴)


下水管がドシャ降りで破裂してる。マンホールは意味を成してない。噴水のように飛び散る人糞…まるで祭だ。ウンコ♪♪ウンコ♪♪

足元にウ○コ、溢れるウ○コ… 俺の中で何かが弾けた瞬間だった。

【カオス】

一人で生きてく自信がねぇ…

ツンデレ 発見

先週、インターネットの申し込みをしに行った電話会社AirTelのHQの5階、そこが俺が希望するインターネット申し込みの受付。

俺が通された部屋にいたのは、若いオネェチャン=受付嬢。

こいつカワイイ顔して、えげつない英語を喋る。インドには英語をイギリス人並に喋る連中がいるけど、たぶん、このオネェチャンが一番うまい。見た目に反して、キレイすぎる。エグいくらいに…

しかし、キレイなのは顔と英語だけで、他はそこらへんのインド人と大して変わらない。愛想はないし、必要書類が揃ってないと5秒で受付終了。


「あんたの住所と連絡先を書いて。それで書類が全部揃ったら、また来なさい!!」


(…わたくし、涙目)



それから4日、奇跡が起きた。
一日ウダウダして、ウォンカーワイの「堕落天使」でも見ようかと思ってた土曜の夕方、携帯が鳴った。


A「あんたが木村サンかい?」
俺「いかにも」
A「AirTelだが、ネットの申し込みをしただろ?」
俺「いや、してねぇよ。だって、必要書類揃ってねぇから、揃ったらオタクに行こうと思ってたのよ。」
A「書類は構わん。俺が一緒に揃えてやる。というか、「何とかしてやれ」との指示だ」
俺「ハァ?訳分からん」
A「とりあえず、お前の家に行くから!!」
俺「ちょっ!!俺、いま家じゃねぇし!!」


4時間後、AirTelの下請けがやってきた。
そいつ曰く、上からの指示でとりあえず申し込みからセットアップまで、お前の面倒を見に来た…と。誰の指示かと聞けば、あのオネェチャンの名。


出たーーー 
超ツンデレ!!



最上級のツンデレが現れた。


散々、書類が足りないだの、また来いだの言いやがったけど、
ちゃんと分かってんじゃん。

俺はあのオネェチャンに今週中に書類を揃えるとぶっちゃけた。だから、土曜の8時なんかに人を送り込んできた。

何この気配り? 超感動
ツンデレであるが故、いつも以上に超感動。

オネェチャンのお陰で、
とりあえず、下請けの旦那とともに申し込みは完了。あとは設置作業だけ。
金もさっき払った。


ということで、ずっと待ち望んだインターネット。
来週木曜、俺の部屋にネットが来る(らしい…)。



狂喜乱舞



ツンデレ サイコー



インドを見直した。

26.7.09

傷が必要

体に目に見える形でついた傷は、

精神的ストレスが無くなれば、無くなるほどに

時間と共に綺麗に消えるらしい。


知ってる人は知ってる俺の傷。

手の甲にある傷。これは俺が自分でつけた。


最後に傷をつけたのは39日(サンキューの日)だった。


もうそろそろ消えてもいいかなと思い始めたのは、

チェンナイ行きが決まってからだ。

今では一目見ただけでは、分からないくらいになってる。


あれから約4ヶ月、また傷が必要になった。


想像力が著しく欠けてる自分の現状、

何も学習してない事実、

もうアホ過ぎて、アホ過ぎて…


1回死んだほうが、まともになれる気がする。


来週月曜、

OKなら、傷は消す努力。

ダメなら、傷を作る作業。



【今日= 昨日-1

23.7.09

Ready 2 Go

マドラス大学大学院 防衛戦略学部 2009/2010

今年の予定が決定したらしい。

日本を発つ前に、学部からもらってた情報によれば、
今年のスタートは7月1日からだった。
チェンナイに来て、もらった情報によれば、
マスターのスタートは7月15日からだった。
今日、正式に大学と学部と教授から発表された情報によれば、
今年のスタートは8月1日で決定とのこと。

…誤差1ヶ月

いくらなんでも、ウダウダしすぎじゃねぇか?
もうちょっとバリッと統一してくれよ… みんな適当なこと言い過ぎ。
名門マドラス大学が聞いて呆れる。

しかし、入学手続きで躓いてる俺には逆にありがたい。

俺のほうも色々ブレ過ぎた。

それもこれも明日で終わり。今日、やっと大学側(学部とは別)から正式な入学許可書を頂いてまいりましたよ。こっちに来てから、揃えなきゃいけない書類が次々に増えて(相変わらず統一されてない)、1ヶ月以上も掛かってしまった。
前回の契約書の件同様、一筋縄じゃ行かないらしい。大学、学部、留学生担当部、それに領事館も巻き込み、日本にも何度頭下げたことか… 超大変だった。

入学金は払ったんで、学費を納めれば、
スタート前のゴタゴタは本当に終了。
大学院生として生活できるし、何よりも勉強が出来る。
待ち望んだリスタート。

これが嬉しい。

スリランカの連中はもう少し辛抱してくれ。
待たせた分だけ、大袈裟な夢を見させてやるから。


てか、入学許可書、見せてあげようか?

びぇぇぇ デジカメ死んだんだった…(爆)

【今日= 昨日+1】

契約書を巡る思惑

世の中に契約書も領収書も作らない大家が居るもんかね?

日本じゃ、間違いなく居ねぇ
イギリスにも、たぶん居ねぇ
インドなら、きっと居る…

不可能は存在しない国、インド。

心のどっかでそんなアホは絶滅したと期待しつつ、うちの大家はどうでしょう。

居たっ!!

そんな大家 すげぇ簡単に見っけた
うちの大家だった(泣)

うちの大家、賃貸契約書もAdvance Paymentの領収書も作るのに、10日も掛けやがった…アホ過ぎて頭が痛くなる…

10日で事が済んだのは、俺が猛プッシュしたからに違いない。それがなければ、本当に契約書も領収書も作らん気でいたはず。それで、一昨日、完全に俺もキレちゃって、脅迫状的督促状もどき作っちゃった訳。それを大家本人に渡したら、有耶無耶にされる可能性があったから、わざと奥さんから渡してもらったんだ。親父が絶対のインドで嫁や孫の前で下手なことは出来ないでしょ♪♪

(作ってる最中、自分が何やってるのか分かんなくなって、脳みそが誤作動すること30分)

で、今こうして完璧な賃貸契約書と領収書を手にしてる訳よ。
10日も交渉して、姑息な手まで使って作らせた契約書だ。見るからに立派!!立派!!

金が動いてる分、契約書なり、領収書を作って、文書で残しておくことは重要。殊、インドなら「万が一」が頻繁に起こる。その万が一の際にはこいつが俺の味方してくるはず。

加えて、この文書がインターネットの契約の際に、使える文書になると思われる。前回、街の代理店じゃ色々話にならんので、本店に乗り込んだら、「現住所の証拠見せてちょうだい」とか言い出したんで困った。そう言われるのは想定内だったから、その時点で契約書なり、領収書を作らなかった大家を心底恨んで、ブン殴ってやろうかと思ったり、思わなかったり…。

でも、プライベートを生きてく上で必要な書類はある程度揃った。さてさて、これ持って、次のアクションでも起こしましょ。まずは兎にも角にもネットだ。


…と思ってたら、俺のデジカメが死んでる。
レンズさんが息してない…(泣) 最上級の契約書でも激写しようと思ったのに。
4年間、共に生きてきたデジカメ。
蘇生措置しても、果たして意味があるのか分からんくらい、事態は深刻。
もう写真は撮れないかも。

こうなったら、奥の手だ。日本から誰か来させよう。来るついでに、デジカメを買ってきてもらうんだ。リコーのGR2が欲しいとずっと思ってた。誰か今すぐチェンナイ来ねぇかな…(遠い目)おもてなしは十分すぎるくらいしてやるから。


結果、今日の歩みは鈍くトロいが、ゼロじゃない。いや、物質的にはマイナスか(爆)

【今日= 昨日+1】

20.7.09

Sunday Posh

日曜の夜だけは贅沢

1週間、毎食カレーを食らってる。
まるで囚人飯。選択肢は無いに等しい。

少なくともカレーは好き。
不味い日本食やその他の外国料理を食べるくらいなら、
現地のオイシイものを頂きたいと思うけど、
それにもやっぱり限界がある。
胃が可哀想になってくるので、
「ちょっとは勘弁してちょうだい…(涙)」


うちは立地が良くて、
東京で言えば、徒歩圏内に上野と北千住があるような場所。
上野(Thiruvanmiyur)には、大雑把な食堂しかない。
その点、北千住(Besant Nagar)には選択肢がある。
チャイニーズだろうが、メキシカンだろうが、もっと言えば、カフェまである。

さすが千住!!
やっぱり好きだ、北千住!!
生涯出たくない、北千住!!

今日は中華を頂いてまいりました。
昼飯の8倍もコストが掛かるけど、そこはご愛嬌。

よく分からんメニューを注文したら、ちゃんぽん出てきた…
チャンポン♪ チャンポン♪♪ チャンポン♪♪♪

美味すぎて、涙がこぼれないようするので必死だった(爆)

1週間の終わりに贅沢明日からまた、偉そうに気張って生きていきます。

Another Motivation



防衛も援助も金を出せば、丸く収まる問題じゃない。
でも、俺の個人的な問題は金で解決できる。
「…金が欲しい」

何が何でも、金持ちになってやる。


★★★★


うちの近くに使いやすいネットカフェがないから、
前に使ってたネットカフェまで行くようにしている。
そのネットカフェ、環境・設備・コスト的にチェンナイ最強と思われる。
だからこそ、自分の部屋にネットがつながるようになるまでは、他の場所に行く気にはなれない。

ここのところ、メールを開くのは数日に一度の割合。
ただでさえ、訳の分からんメールが毎日送られてくるっていうのに、
今日開いたら、いつも以上に多い不幸のメール。

その不幸、金をあげてれば、大人しくなる。
それが出来ないから、ギャンギャン五月蝿い。

もうメール開くのうんざりだよ。
楽しみよりも、嫌々ながらに開かざるを得ない状況。
メールってそういうもんじゃねぇだろ?まして、海外にいたら、メールの重要度は何よりも高いのに。

700万払えば、解決できる問題。
それに金だけで繋がってる関係なら、
とっとと切ってしまいたい。
例え血縁だとしても、切りたい。
その後に残った関係なんか、今まで同様ゼロだ。

だから、俺は金持ちになりたい。
チェンナイで頑張るモチベーションになるよ。

19.7.09

17 July

病み上がり。
体調はそこそこよろしい。
少なくともポン尻は痛くないし、
痺れもなくなった。

今日はもう何もかもキャンセルした。
街になんか行く気にならん。

ん…?

そういえば、こっちに引っ越して来てから、
近所に何があるかちゃんと見たことなかった。

ということで、散歩。
水持って、日中に散歩(爆)



うちは海に近い。ビーチボーイになった気分。でも、ここは俺の海じゃない。


完全にローカルビーチ


帰り道、映画の撮影やってた。ミーハー根性丸出しで1時間滞在。


どっかの女優サン。50点


ヒンドゥ寺院。これ見るとタミル語の勉強しなくちゃ…となる(鬱)


チェンナイに来て1ヶ月。
やっと体が慣れてきた。

16 July

「もっとテキトーにやらんと。気張ってたら、体がもたんよ。幸い、気温は高くない。37℃くらい」


これは前回の最後の言葉。
あれから、体がブッ壊れた。

お得意の疲れたら熱が出るパターン、
頭使ったら知恵熱が出るパターン、
全部ひっくるめてご登場www

それに脱水症状と熱中症も同時に来ちゃったお陰で、
本当に倒れるかと思った。
クソ暑い日中(12時~4時)の間に動いちゃいけないのは常識だった。
それなのに予定が多く入ってたんで、張り切って日中動いたら、このザマだ。

アホさ加減に本人も唖然…


しばらく自重して、大人しくしといたよ。
手にしびれの症状が出て、鶏でいうポン尻が痛くなったのは洒落にならん。

さて、表面に出るのは症状、根元を叩かんとまた同じことの繰り返し。
それを考えた結果、出た答えが、
① 日中は大人しくしてる。
② 扇風機を最強にしたまま寝ない。
③ ヨガを取り入れる。


スバラシイ!!
これが出来たら、怖いものはないね。

道端に倒れたまま、真っ黒くなってなくて良かった…

14.7.09

Blackout

出た 出た 出た 出たっ!!

停電だ。

いままでも瞬間的な停電はいくらでもあった。
それが新しい部屋に越してきて2日目。

4時間停まった。
よりによって夕方6時から。

ぶっちゃけ、テンション上がるわ。
この日のために、用意してた懐中電灯の出番だし、
なによりもインドっぽい。

でも、よく考えてみると、暗い中で何していいのかさっぱり分からん… 
スリランカではジェネレーター(発電機)があったから、停電になれば、そっちを動かす。だから、停電でも真っ暗な状況にいた経験がない。

なら、とりあえず寝るわなwww

真っ暗じゃ、勉強もできない。昼間は電気いらなくても、夜は必要だ。


それにしても、今日は想定外ばっかだった。
バスは来ねぇし、来たらバスの番号間違えるし(45と45b…bってなんだよ)、領事館には行かなきゃならんし、欲しいものは売ってねぇし、ネットカフェは熱い。

もっとテキトーにやらんと。
気張ってたら、体がもたんよ。

幸い、気温は高くない。
37℃くらい


Got New Room










わたくし、この日が来ることを日本にいるときから、ずっと待ち望んでおりました。やっと、我が家を手に入れました。

今日で引越しが完了。というか、全ての荷物を運び入れたんだ。

日本でもインドでも、
周りの人間は揃いも揃って同じことを言いやがって…
「とりあえず、学校の寮に入れよ」
「………」

嫌だね。
お断りするよ。

チェンナイにまで来て、こんな事言うのもアレだけど、
さすがに生活習慣が全く違う、根本的な考え方も違うインド人とは二人部屋は難しいって。
タミル人を理解するには、彼らと共同生活をするのが一番イイのかもしれないけど、その選択をすれば、逆に自分が我慢する場面が多くなるような気がした。だから、最初から一人で部屋を探して、学校と部屋には1本ラインを引きたかった。

(アシュラムの話を聞いてた人もいると思うけど、忘れてちょうだい。長い休みに入ったら、行ってみようと思う。)

一応、形は出来たけど、いざ入ってみると、足りないものだらけ(泣)

タオル掛け→ 手を洗った後、自然乾燥だっけ?
屋内サンダル→ びぇぇぇ、裸足のままベッド入ったら、シーツが悲惨…
洗濯物入れ→ 洗濯した後のことばっか考えてたけど、汚い衣類は床に放置したまま。
イス→ 単純に欲しい。原料:ヤシの木
ほうき→ 窓全開、ドア前回だと埃が天敵なのね。
ハサミ→ 切りたいものたくさん。心なしか排気ガスにより鼻毛の伸び方が異常。
ゴザ→ 基本的に床生活大好きなんでね…単純に欲しい。
デスクランプ→ インドも夜は暗い。

以上

明日からまた朝から大学行って、必要なもの探して、立派なチェンナイの大学院生やりますよ。やることはたくさんあっても、時間はたくさん。もう言い訳はできねぇな。

12.7.09

Movin' Movin'

スゲェ長かった… 

チェンナイに来て、もうすぐ3週間。
新しい部屋が見つかって、1週間。

ついに明日、引っ越すことになった。

何度か書いてるかもしんないけど、俺が引っ越す新しい部屋には何もない。本当に何もなくて、ただの箱・空間・立方体。
最初から備えてるのは、電気と水、それだけ。隣にヒンドゥ寺院はあるけど。

イギリスでの家探しの経験と比べて、ここのとの一番の違いは家具がついてるかどうか。イギリス、特に学生へ貸し出してるようなフラットにはベッドなり、机なりがはじめから付いてる場合が多い。俺の時もそうだった。そういう訳で、ベッドはあるからベッドシーツを用意、机はあるから、鉛筆を用意。部屋が見つかれば、そこそこ手を加えるだけで、住めるようになる。今考えるとアホみたいに楽だった。

そして…インド
てか、チェンナイ…

ベッド→店から部屋まで運ばせて、職人と一緒に組み立て作業。
勉強机→店から部屋まで運ばせて、職人と一緒に組み立て作業(2回目)。
回転椅子(オフィスチェアー?)→店から部屋まで運ばせて、一人で組み立て作業。
電気関係→電球からスイッチまで全部買ってきて、設置作業。
水周り→蛇口キタ――――!! 蛇口は付いてたんで、バケツだけ用意(歓喜)

そのほかにも色んな買い物した。全部足しても2万使ってないし安い。
ベッドシーツ、鏡、時計、書棚、UPS、タコ足、バスタオル、モップ、雑巾、バスマット、洗面道具…IKEAとかルミネみたいに一箇所で買い物ができるような国じゃないから、その都度、店を探さなくちゃならんので大変ね。ここ何日かやたら疲れたよ(泣)
その証拠に足の裏の皮が剥けだした。こんな症状、久しぶりすぎる訳で、どうしていいか分からんので、もう少しこのままにしとくことにしたよ(爆)

生きてく上で必要なものは、あと2つと思われる。
1つ目はネット。これはまだ時間がかかりそうだ。初期工事もあるし、噂ではお願いしても、工事にはなかなか来てくれないみたいなんでね。命の次に大切なインターネット・コネクションだけど、取り付けるまでは相変わらずネットカフェに入り浸るしかねぇな…
で、2つ目が洗濯物を干す仕組み。部屋が固すぎて、釘もフックも打てないんで、洗濯紐が掛けられん。ベランダもあるけど、埃と排気ガスにまみれるのでそれは勘弁。だから、洗濯紐。こればっかりはさすがにお手上げだったけど、バリッと簡単な解決策を見つけたのよ。


オーダーメイド★


プラッチックで構わん。適当な大きさでバスタオルだのシャツだのって洗濯物が部屋の中で干せれば問題ない。ジャングルジムみたいな形で、名前が分からんので勝手に「ドライパーク」とでも呼ぼうかね… そう言えば、スリランカでもドライパークはうちのプリンスリーが作ってたっけ。じゃあ、チェンナイの店にきっと売ってないね。明日にでも、職人にコンセプトを言って、作らせよう。

ウケルね、自前で作ることにしたよ。日本じゃ出来んよね。
でも、安いから、なんてことない。


最後に話は変わるけど、
何年か前、今は亡き先生がこんなこと言ってた…
「アホは自分が持ってないものを数えて、凹む。たりめぇだ、ねぇんだから。
目の前にあるものを数えてみろ。形があっても、形がなくても、そこにあるもの。
そんで、自分が生かされてる感覚は忘れんなよ」

引越しながら、ふとした瞬間に思い出した、生かされてる感覚。
一度思い出した言葉、どう対処するかは俺の体が知ってるはず。

とりあえず、俺は引越します。



部屋、見に来てもいいよ♪♪

10.7.09

Chennai Bus Ride

住む家(部屋)が見つかったんで、準備のために毎日大学から往復してる(寝てるのはまだゲストハウス)。距離で5キロくらい。近いといえば近いけど、俺の人生で通学に5分以上掛けたことないから、新しい歴史だ。初めて『通学定期』とか持っちゃうのかも…

問題は、
電車だと駅まで遠いけど早い。
バスだとバス停まで近いけど遅い。

果て、どうしたもんかね…。

さっき、夕方7時ごろのバスに乗って帰ってきたんだけど、これが超ヤバい。写真撮れれば良かったんだけど、途上国ではよく見られる、定員1億%オーバーのバス。始発から俺は乗っかてるからシートに座ってる訳だけど、目の前に広がる惨劇は半端じゃないね。そこでは雨に打たれてるし、出口でしがみついてる少年らはカーブする毎に振り落とされるんだ。てか、人が落ちていくんだ(爆笑)

ここまで来ると笑う。
命削りながら通学したくはないと改めて思う。

果て、どうしたもんかね。

乗ったら、降りるのがバス。
今度は俺がその1ミリも隙間のない空間を掻き分けて、バスから脱出する番。今日は有難いことに、周りにナイスな連中が多かった。
俺が降りようとすると、「お前ら!!こいつを降ろしてしまえ!!乗っかるのはそれからだ!!」の叫び声…。
もちろん、そんな声を上げたところでスペースが生まれるわけじゃない。人を押しのけ、肩でぶつかって、無理矢理スペースメイキング。男も女も子供も老人も関係ない。バスがちょっと動き出したところで、やっと脱出に成功。思ったのは、優しさとか気使いとか余計なことしてたら、まずバスから降りれないこと。

刹那の感情が生まれたよ。

自由の身になってから、満員のバスを見上げる。
ぬぉ!! あいつらが親指たてて、笑ってる。

何だこれ?褒められた… インド、すげぇな…

果たして、バスを使うべきかどうか本当に悩ましい。

8.7.09

戯言


7月8日(水)午前0時35分 (インド現地時間)

晴れやかな気分。

日本ともスカイプして、携帯でも話が出来たから…実はこれだけが理由じゃない。

大きな成果を達成できるかもしれない予感があるから、アドレナリンが駄々漏れ。眠くないなら寝なくていい、死んだらいくらでも寝られる…それくらい開き直った感覚。晴れやか、晴れやか♪

大きな成果に関してはまだヒミツ。
きっと明日か明後日には一人叫んでるかもしれない。
ここ3年で一番デカイ声を張り上げて。

チェンナイには世界で2番目に長いビーチ(マリナビーチ)がある。叫ぶには丁度イイ。やれるバカはたくさん、インド人も巻き込んでしまえばよろしい。

達成した際にはちゃんと伝えるよ。

★★★★★

昨日よりも今日のが、
今日よりも明日のが、
カッコイイ自分でいたい。

それは長い間、変わらない思い。

周りにもそうなって欲しい。

東京で頑張ってる奴に、頑張れと俺は言う。
ロンドンで泣いてる奴に、泣くなと俺は言う。
スリランカで死にそうな奴に、今がどん底、あとは上がるだけと俺は言う。

なんか戯言のひとつくらいなら言えるような自分になってきたぜ。

「俺みたくやってれば、問題ない。」

5.7.09

Chennai Stylish

髪を切るたびに髪型を変えてきた。ちょっとだけ整えるとか出来ないみたい…だから、写真を見ると3ヶ月ごとに違うヘアスタイル。


(3ヶ月前:前髪が口に入るほど長い)


(先月:美容師推薦の爽やかスタイル)

今日、髪を切ってきたんで、やっぱり違う髪形。


(今日:8年ぶりの坊主)


どーよ?
俺の坊主は?

間違っても似合ってないとか、イケてないとか言わせないよ。
かなりイケてる。

インドに来たら、遅かれ早かれこうなるとは思ってた。4月に来た時から、年間平均気温が30度を下回らないチャンナイでは髪の毛は邪魔すぎた。日本を発つ前から、会社やら他の連中から「俺がやってやる!!」とのオファーは貰ったけど、頑なに断り続けた。郷に入れば郷に従えの言葉があるように、日本では日本のスタイルがある。

それなのにもう切っちゃった。
ごめんねwww

インドの美容技術は相当高い。
腐ったような床屋でもサービスは完璧だ。

満足度はかなり高い。


当分、このスタイルでいくよ。

4.7.09

Let Me Be The One

中国で働く、追いつけないほどカッコイイ人生の先輩。この人の背中は追いついたと思った瞬間、また手が届かないようなステージにいる。

いまは中国、成都でプロジェクトを回して、そこの現地代表をしている。

日本に居た時は、お互いすれ違いが多くて、なかなかカッパする時間さえなかった。ここの所、ずっとメールでの交流。あの人に人生の歩き方を教えてもらってから、もう5年以上…

今日、3時間しゃべったよ。
インドと中国をウェブカム付でこんなに長く話したのは本当に久しぶり。
涙が出そうになるくらい、カッコイイ人だと改めて思う。

俺は生きてる間にこの人に追いつけるだろうか?
世界一カッコイイを目指して生きている限り、真っ先に追い越さなきゃいけない背中だ。

目が覚めるとはこのことを言うんだな。俺は日本に居る間に、どっかで慢心に浸っていた。俺を慕ってくれる人もいれば、やりたいこともやってきた。少なくともカッコ悪いと思われるようなことはなかったと思うし、その結果、俺=カッコイイとして認識してくれる連中も現れた。

そうじゃないんだ。

俺は世界で一番カッコイイ人間になりたい。
もしかしたら、なれるかもしれない環境に自分がいることを考える。
全てはこれからの俺の動き次第だ。

きっと辛いことのほうが多い気がする。
楽しいの10倍は辛いのかもしれない。

でも、最後に掴んだチャンスだ。ここで簡単に手放す訳にはいかない。

タミル語と英語が出来て、南アジアの防衛戦略を知ってる日本人には俺がなる。

3.7.09

Mouse Attack

こえーーー!!(2回目)


深夜2時。
エアコンがないので、全裸に近い形で寝ている。日中40度近くあり、夜になっても気温は一向に下がらない。30度以下になれば、心地よい…。 扇風機回してうつ伏せで寝ていた。

…ネズミ。

背中に違和感を感じた。振り払ったら、壁にぶつかる鈍い音。そして、悲鳴。
その瞬間、明かりをつけ、見逃さなかった。ネズミが逃げ込んだ先はよりによってトランクの中だ。開けた瞬間にあいつが飛び出してくる危険がある。そのままにしておくとトランクの中身が喰いちぎられる危険がある。息を飲んだ。次の一手で全てが決まる。

3,2,1…

(銃声)

ねずみに勝った瞬間だった。相手は恐れをなして、逃げ帰った。部屋はヒドイ。まるで泥棒に入られたかのよう。

しかし、事実は変わらない。俺の勝ち。

ひとつだけ、ネズミにお願い。頼むから、ターゲットを別に据えてくれ。床を走るくらいなら許してあげるから。ディズニーランドのネズミだってこんなに馴れ馴れしくねぇ…

最後に、どうしても電気を消す勇気がなかった。
電気はそのままにして寝たよ。

心臓のビートは早いままだった。

(爆)

Police Attack

こえーーー!!


夜、部屋でウダウダしてたら、呼び鈴がなった。
扉を開けると、目の前に立ってるのは警官。それも複数。

ヒゲが鬱陶しい警官数人がそこにはいた。

最初、昨日大家とトラブったから通報されたのか思った。まだ警察周辺の動きとかチェックしてないから、こっちの警察がどういう動きをするのか分からんので、余計にビビッたよ。
よくよく考えれば別に何も悪いことはしてないし、調べたければ調べればいい。ガサ入れしたところで、何も出てきやしないよ。必要なものは揃ってるし、すべて傍に置いてある。
とは言え、そんな事情は向こうに関係ないらしい。いきなり乗り込んできて、IDチェックが始まり、いろいろ聞かれた。

P「チェンナイで何してんだ?」
俺「学生さん」
P「どこや?」
俺「マドラス大学だけど?」
P「なんでそんな格好してるんだ?」
このとき、俺は上半身裸でいた。てめぇが勝手に入ってきたんだろ!!と言いたい俺。
俺「別にいいじゃん。俺の部屋だ。」
P「そうか…」
俺「www(納得したのか?こいつはバカなのか?)」
P「なんだそのCDは?何か書いてあるじゃないか!!気に食わん。見せろ」
俺「写真だよ。それも日本語で書かれてるタイトル読めんのか?お前スゲーじゃん!!」
P「何の写真だ?」
俺「いや、俺が写ってんだ。」
P「…帰るぞ…」
俺「おい!!(そんだけかよ…なら、さっさと帰れよ、てか、来んなよ…)」
扉、ガシャン!!

結局、連中が何しに俺のところに来たのか分からんまま。こういう突発的なイベントには心臓が高鳴る。ここは外国、インド。外国人を潰すくらい屁でもないはず。少し対策を考えねばならんかもしれん。それにしても写真パクられなくて良かった(涙)

2.7.09

July 1st

毎晩行く店がある。

■名前:不明。たぶん無い。
■場所:アンナーサーライ(目抜き通り、銀座中央通り系)から一本脇に入ったエリス・ロードを100メートル行ったところ。ヒンドゥー寺院の隣。
■アクセス:空港から車で40分
■営業時間:夜のみ
■従業員:おそらく家族経営(親父、おばちゃん、愚息)
■予算:50円~100円
*席予約不可、3人で満席なのでお早めに…

俺が使ってるゲストハウスから徒歩30秒の場所にあるので、毎日通ってる。チェンナイに来て分かったことは、初対面には愛想無く厳しくて見慣れるとやたら優しい連中が多い。ここも例外ではない。最初は目線すら合わせてこなかったけど、最近じゃ道端で見つかると、手まで振ってくる始末。俺、こういうの嫌いじゃないよ。

この店、この辺では珍しく行肉を出す。インドに来て牛を食したら、ぶっ殺されると思ってたけど、食う奴は食うらしい。シヴァの前ではひれ伏すのを拒否する人間がいたとしても、俺は牛肉を前に正気を保てる人間がいるとは思えない。絶対、本当はみんな食べたいんだから。

出されるのは煮込み。ちょっと固い気もするけど、それはご愛嬌。味付けがまたスバラシイ。きっと食べたら病みつきになる。Fish n Chipsみたいな中毒性がある。だから、俺なんか営業してる夜は必ず通う。

いきなり話は飛ぶけど、前回の仮契約の話で大家とはケリをつけてきた。全て白紙に戻した。最後はケンカで精神的に参ったけど、一応願った結果を手にした。明日、違う家を見に行く。これはGuardianがお墨付きをくれた物件なんで、結構楽しみだ。もうそろそろチェンナイに来て2週間。ここら辺で家もきっちりケリをつけたい。

仮に明日の家が決まれば、もう牛肉は食べれなくなる。せっかく見つけたチェンナイの★★★
食べられなくなるのはMottainai。

まずはドーサかイディアッパンと一緒にどうぞ!!

Get It Started

学部生とかマスター2年目の連中は7月1日の今日からスタート。大学に人が集まってきた。教授やらオフィサーも今日から全員顔出し。それにしても、人は多くても、みんな黒い… 中には浅黒じゃなくて、本物の黒(アフリカ人)もちらほら。俺みたいな中途半端やホワイトは本当に少ない。少なくともうちの学部には極東出身者は俺だけだしね。

こうして見ると、本当にチェンナイの大学にいるんだと実感するw

またOnly One, Number Oneになってしまったよ。

そして、相変わらず朝からアポイントの嵐。まずは10時半から事務局オフィサーと、11時半からレクチャラーと、2時から学部長と… 話する分には英語だし、軽い話から入るから楽だけど、真面目な話が連続すると肩凝るね。なんかスゲェ疲れたもん(泣)
それでもカッパしながらやろうよとは口が裂けても言えない。

その後は、大学周辺で一番ウマいと思われるビリヤーニ専門店で昼飯。飲食店の絶対数が少ないながら、ここは美味いと思う。Rs.50で虐めのような量。

俺は大学とは別に生活面のセットアップも同時進行。やっと銀行口座は開けたよ。ここまでの道のりも大変だった。交渉・交渉・交渉の末、やっと求めた結果がついてきた。外国人の上に、住所が決まって人間は色々大変なのよ、マジで…。

家を決めるには銀行口座が必要。
銀行口座を作るには住所が必要。

…もうね、笑うしかない。
とりあえず、無理矢理アカウント作らせた。時にはこういう力技も必要だ。

こうやって毎日、誰かと交渉して、話し合いの席に着く。Guardian的な人は居るとしても、席に着くのは俺一人だ。どの情報をピックアップするか、誰に信頼を置くのか、何を信用していいのか、毎回毎回が綱渡りの勝負。一昨日、ある大家と賃貸契約の仮契約を交わした。でも、日が経つにつれて、信用できないんよ、こいつ。ここでラインを引くべきか、もう一歩突っ込むか、正直迷うけど結論は出た。
裏の顔を見てしまった以上、こいつをこれ以上信頼できる自信がない。幸い、他にも良い家が見つかった。世話人が見つけてくれたんだ。だから、こいつの対処は近いうちに打つ。スキップは出来ない。ひとつひとつだ。そして、最後はテッペンに笑ってやる。