100kmの距離をノーヘルニケツなんてやらなければよかったと激しく後悔した。この距離は例えれば、うち(北千住)から宇都宮に行くのと一緒 Σ(゚∀゚ノ)ノ
チェンナイには関越道みたく整備された高速がないんだ。
帰ってきて腰と首が痛くてしょうがない・・・
先日チェンナイから遠く離れたRajiv Gandhi National Instituteで行われたイベントに呼ばれた。イベント内容に関わらず、この土地は前から個人的にずっと行ってみたかった。なぜなら、そこは91年にラジブ・ガンジー(第9代インド首相)がLTTEに爆殺された場所。ある意味、スリランカとインドを知ってる俺みたいな人間にとっては聖地。大学はラジブを記念して作られた。
今回、日本の内閣府が企画する「世界青年の船」の寄港地がチェンナイだった。ピースボートのごとく、船で世界各地を回り、訪れた場所での文化交流を通じて相互理解を狙ったプログラム。謳い文句は立派、俺からすればただの合コン客船・・・ 皆さん、40日間で楽しい思い出作りに精を出されておりました。
このプログラムの一環で俺の担当教官Sirウッタム・クマールがMilitancyにおける特別セミナーをやる予定だったので、日本人の俺はアシスタントとしてオファーを受け参加。きっと日本側に雇われたら小遣いくらいは出たんだろうけど、今回は完全な慈善事業のため久しぶりに清らかな奉仕活動。ウッタムのプレゼン準備と通訳をさせていただきました。
オープニングセレモニー後、若い日本人で溢れたセミナー会場の後ろから見てたけど、日本人の学生サンはスゴイね。一眼レフにコンデジは当たり前、ICレコーダーに電子辞書まで取り出して超真剣にウッタムの話を聞いてた。日本製のハイテク機器をフル活用してる連中に一言教えてやろうかと思った。
「ウッタムは大したこと言ってないよ」
「俺の写真も撮ってもいいよ」
ε=(ノ゚д゚)
・・・俺だって大人。不必要な発言は控えます。
とにかく東京では普通な光景がその時だけはやけに異様だった。
その後のランチタイムはそれこそ楽しかったね。
日本の現役女子大生とカッパするとかチェンナイに雪が降るようなもん。
要するに有り得ないwww
お陰様でそれからいろんな参加者と話をする機会に恵まれた。総じて参加者は自発的に国際交流プログラムに加わるくらいだから志は高い。でも、その志は根性の腐りきった俺には眩しすぎた。
「貧しい人の為になるなら、お金はいらない!!」
「わたしが世界を変える!!」
「参加することで自分の世界感が変わると思って・・・」
びえー
左様でございますか。
内閣府の企画だもんね、キレイなところしか見せてくれないよね。
インド政府だってOKしないだろうし。
俺が汚ねぇ現実を教えてやろうか?
チェンナイも結構エグいんだぜ?
・・・やっぱりダメだ・・・
輝く未来が待ってる青年の人生プランを壊す権利は俺にはない。
最初から最後までキレイなままでいてくださいwww
そして、世界を変えるような立派な人材になってください。
期待してます ( ゚∀゚)ノ
バスに乗り込む参加者を見送りながら思った。
「俺は汚れた・・・知りすぎた。」
だからこそ、言わせていただきます。
俺が世界を変える。
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