いきなりナイフで刺された気分だ。
2日間、地獄を見た。
たしか、木曜の夜だったと思うけど、
トモダチとスカイプをしていた。
内容は胃に穴が開いただの、塞がっただの、
要するに胃潰瘍の話で、
まるで辛さが分からないまま過ぎ去った。
それから12時間後、プレゼンを終えて、
家に帰ってきてから、突然発症した。
それから48時間。
死にながら生き永らえた。
原因不明の高熱。
食欲不振。
四肢機能不全。
熱はあるのに、頭は痛くない。
むしろ、思考はシャープ。
一番怖いのは、原因が分からないこと。
今までもへばったことはあっても、全ては自分の怠慢。
しかし、今回だけは分からない。
思い当たる節があるとすれば、
下の口の免疫不足。
プレゼン前、
緊張のせいかウ●コしたくなった。
(食事中の方、申し訳ない…)
下の処理はできるだけ、家に限る。
トイレットペーパーがない環境で下の口をきれいにする術は、
ダイレクト洗浄。
スリランカでもマレーシアでも、
これが原因でへばったことは一度もない。
インドでもこれまでなかったから、
何も考えずにダイレクト洗浄with水。
上の口から侵入するウイルス・細菌に対する対策および免疫強化は行ってきたが、
下の口に対する対策はこれまで皆無。
ここぞとばかりに、人の体を弄びやがって…
飯は2日でバナナ3本とマンゴージュース。
48時間のうち、40時間はベッドの上でもがき苦しみ、
シーツは吸収キャパを超える汗に、手も足も出ない。
こういった時に頼りにしたくなるのは、やっぱり日本人。
と、思ったら、俺には日本人の知り合い居ないんだった…爆
(ねじ巻きは却下)
この最悪の状況で頼りに出来る連中は3人。
Ashwin→こいつが一番頼れる。すぐ電話した。「ダメだ…俺もへばった…」ドイツモコイツモ。肝心な時に倒れんなよ。そういえば、プレゼンにも来てなかった。Ashが倒れて、早4日。事態は更に深刻。
Renga→俺のガーディアン。また電話した。「だ、大丈夫か!!わかった。でも、今は仕事が抜けられん。日曜になった見に行く。それまでは耐えろ。」バカ、その前に死んでたら、どうすんだ?
Rinchon→初の女の子キャラ登場。2週間遅れで、うちのコースに入ってきたインド人ガール。どういう訳か仲良くしている。しかし、ここで電話したら、俺のプライドが傷つく。たかが死の淵を逆立ちしてる、その程度でカッコ悪いところは見せられん。よって、次回に回す。
結果的には、誰の援助も受けずに、
帰ってきた。
さっき、久しぶりに携帯を見たら、着信が18件。
すべてRinchonから。
ヘロヘロのままかけ直す。
「俺だけど…」
「別にあんたのことは大して心配じゃないんだけど、誰もケアしてあげてないんだったら、可哀想だと思って」
ドイツモコイツモ、
インドにはツンデレしかいねぇのか?
もう少しストレートに言いなさい。
どうでもいいなら、18回も電話すんなよ。
俺が壊れると、
周りの人間まで壊れる。
モテる男は大変だ
爆
0 件のコメント:
コメントを投稿