タミルナドゥ州の海岸線に沿って、
Chennaiからインド最南端Kanyakumariまで警察に先導されて巡る旅。
マドラス大学防衛戦略学部にとって、海上防衛は主要な研究分野となっている。
タミルナドゥとスリランカの地政学、そして最近のスリランカ海軍による2件のインドタミル人漁師殺害事件の絡みで、この時期にベンガル湾、ポーク海峡、マナー湾における沿岸警備の状況を実際に自分たちの目で確認できたのは、チェンナイで学生をやってる人間だけが持てる特権だった。
またタミルナドゥは2004年の津波で7000人以上の死者を出した場所でもあり、
その後の復興を見る機会にも恵まれた。
インドは海外から直接援助を制限してる関係で、
今回訪れたローカルのほとんどが地元政府主導で復旧・復興がなされた。
その事実からしても、インドの底力を垣間見た気がした。
まだ仮設住居で暮らしてる人間も多いとはいえ、自力でほとんどを賄ったインドには驚かされた。
実は今回の旅、俺にとっては悲願だった。
これまでもチェンナイでインド海軍や沿岸警備隊とのプロジェクトは行われてきた。
しかし、俺はそのどれにも関わることは出来なかったのは、俺が外国人であって、軍事施設への外国人の立ち入りは固く制限されているからだった。軍事施設の性格上これはどう足掻いてもどうにもならない話。
ところが、今回はタミルナドゥ警察のIG(インスペクター・ジェネラル)の全面バックアップで俺にも特別許可が下り、インド海軍、沿岸警備隊、水上警察への立ち入りを許可された。これまで1年半の間、立ち入り要請をしてきて、ようやくこのビッグイベントのタイミングに合わせて念願が叶った。
そうして1週間かけて巡ったのは、
Pondicherry, Cuddalore, Nagapattinam, Kodikkarai, Pattukotai, Pudukkottai, Ramanathapuram, Rameswaram, Tuticorin, Tiruchendur, Kanyakumari
日本人がこれまで知らなかった事実を見てきた経験は俺の頭脳と合わさって、
必ず新しい世界を切り拓く!!
*上の写真はタイトルをクリックすれば全部見れます。
*(追加)Tiruvannamalaiでの結婚式と今回の写真をもらったのでアップしました。
アドレスはこちら→ Watakushi somewhere in TN






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