2.3.10

一等国民としての日本人

夕方、ケータイが鳴った。
Ashwinからだった。

「俺の彼女がお前に会いたがってる。夜、時間あるか?3人で飲みに行こう。7時半にホテルマンハッタンで待ってる」


・・・ ・・・ ・・・


勝手に切んなって、バカ


軍事予算のレポートがまだ仕上がって無い時点で、
行くかどうか考えた挙句、飲みに行くことにした。

俺には心に決めてることがある。


★ ★ ★ ★ ★

今の日本の状況には納得行ってない。
TOYOTAがここぞとばかりにアメリカで叩かれ、
インド国内では中国、韓国に軍事・ビジネスパートナーとして先を越される状況。

俺ら、日本人が世界の一等国民だった事実は過去に忘れてきたのか?

少なくとも俺は日本人は世界最上級の国民だと思ってる。

だから、日本が見下されて、日本全体がその事実を甘んじて受け入れてる事実が許せない。俺らは世界がどうしたって手に届かないレベルにいるんだぜ。卑屈になって、自分を小さく見せる必要なんてないんだ。

俺は人の思考回路は直接介入してやれば、簡単に変えられると思ってる。
俺が飲みに行った理由はそこにある。

新聞でどう言われようと、
本人の目の前にいる日本人、
すなわち俺が最上級である限り、
グラウンドレベルでの日本人のイメージは俺で固められる。

だから、常に最上級でいたい。
日本は世界の一等国で常にあって欲しい。
目の前の人間に一等国民とはどういう人間かと聞かれれば、
俺みたいな人間を指すんだということを理解させたいんだ。

イギリスにいるときは、
そんな考え思いもよらなかった・・・かも。

ロンドンでは見えにくい日の丸の感覚、
ここでは俺一人で背負い込んでやる。

きっと、チェンナイにいる人間の
日本人へのイメージはいつも最上級。
だから、チェンナイは俺に任せなさい。


「俺は行けるなら、日本という国に行ってみたい。」

そういう人間が数多く現れたことは
俺が間違ってなかったってことだ。

マレーシア、イギリス、スリランカと渡って、
グローバルシチズンの感覚は一先ず横に置いといて、

俺=日本人になりたい。


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