17.3.10

OTA入場拒否




たしかインド国内には3ヶ所しかないOTA
そのうちの一つがチェンナイにある(空軍基地の裏だった気がする)。

Officers Training Academy 軍人養成学校

今月26日に行われる予定のパレードのリハーサルが明日早朝にOTAであり、防衛戦略学部も見学OKの許可をOTA本部から得た。うちには現役軍人がM.Philも含めれば5人もいる。今回は教授ではなく、その5人のコネでOTA公式訪問が可能になった。

先週のCoastal Guardの件があるから、交渉を担当をしてくれたCol. Rao Sirには十二分に念を押しておいた。

「外国人の俺にも入場許可を!!」

セキュリティーの観点から外国人の立ち入りを禁止をするのは理解する。でも、俺だって防衛戦略学部の人間だ。前回に引き続き、貴重な機会を逃すわけにはいかないんだ。


今朝、Rao Sirに会った瞬間
真っ先に出た言葉は、

"Extremely sorry for you"


「理解して欲しい。これがOTAのルールなんだ」


先週から、何人何十人にSorryと言われた?

・・・ヤメロ q(゚д゚ )ウルセェ


情けをかけられると余計にみじめになる。
同情の言葉が空しい。
そもそも、俺だって軍事施設に外国人がホイホイ入れるなんて思ってない。


チェンナイにいる限り、日本人であることで周りのローカルよりもアドバンテージを得る機会が多い。俺自身のキャラクターと経歴によるところも多いけど、これまでの待遇やコネなどは他の連中とは比較にならない。しかし、アドバンテージを得ると同時にディスアドバンテージを被ってることも事実だ。今回や前回の沿岸警備隊クルージングは防衛戦略学部としての公式イベント。日本人であることで参加が許されないのであれば、これは利益とは言い難い。

核となる部分で損を被って、どうでもいい周辺部分のみでメリットを享受するなら、ここチェンナイにいる意味が成り立たない。結果的に俺が防衛戦略学部で勉強する意味は曖昧になりそう・・・

でも、だからと言って何も出来ない。
俺のパスポートはJAPANと書いてある。
こればっかりは変えられない。


残ったのは半端ないハブられ感


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