26.2.11

Coastal Trip 2011

タミルナドゥ州の海岸線に沿って、
Chennaiからインド最南端Kanyakumariまで警察に先導されて巡る旅。

マドラス大学防衛戦略学部にとって、海上防衛は主要な研究分野となっている。
タミルナドゥとスリランカの地政学、そして最近のスリランカ海軍による2件のインドタミル人漁師殺害事件の絡みで、この時期にベンガル湾、ポーク海峡、マナー湾における沿岸警備の状況を実際に自分たちの目で確認できたのは、チェンナイで学生をやってる人間だけが持てる特権だった。

またタミルナドゥは2004年の津波で7000人以上の死者を出した場所でもあり、
その後の復興を見る機会にも恵まれた。
インドは海外から直接援助を制限してる関係で、
今回訪れたローカルのほとんどが地元政府主導で復旧・復興がなされた。
その事実からしても、インドの底力を垣間見た気がした。
まだ仮設住居で暮らしてる人間も多いとはいえ、自力でほとんどを賄ったインドには驚かされた。

実は今回の旅、俺にとっては悲願だった。
これまでもチェンナイでインド海軍や沿岸警備隊とのプロジェクトは行われてきた。
しかし、俺はそのどれにも関わることは出来なかったのは、俺が外国人であって、軍事施設への外国人の立ち入りは固く制限されているからだった。軍事施設の性格上これはどう足掻いてもどうにもならない話。

ところが、今回はタミルナドゥ警察のIG(インスペクター・ジェネラル)の全面バックアップで俺にも特別許可が下り、インド海軍、沿岸警備隊、水上警察への立ち入りを許可された。これまで1年半の間、立ち入り要請をしてきて、ようやくこのビッグイベントのタイミングに合わせて念願が叶った。

そうして1週間かけて巡ったのは、
Pondicherry, Cuddalore, Nagapattinam, Kodikkarai, Pattukotai, Pudukkottai, Ramanathapuram, Rameswaram, Tuticorin, Tiruchendur, Kanyakumari


日本人がこれまで知らなかった事実を見てきた経験は俺の頭脳と合わさって、
必ず新しい世界を切り拓く!!









*上の写真はタイトルをクリックすれば全部見れます。
*(追加)Tiruvannamalaiでの結婚式と今回の写真をもらったのでアップしました。
アドレスはこちら→ Watakushi somewhere in TN

12.2.11

サイテーな結婚式レセプション

結婚式のレセプション、日本で言う2次会に参加して参りました。
これがインドクヲリティと呼べるような事態が多すぎて、
たった1泊なのに文字通り死ぬほど疲れた旅だった。

新郎新婦へのギフトを買い忘れて手ぶらだったこと、会場のある村が小さい過ぎる上に田舎すぎて、チェンナイからどうやって行けばいいのか分からないまま出発し、結果的に未舗装の道を2時間も延々走るハメになったのはまだまだ序の口。インドではよくあること。

会場は一応レセプションホールの形を取っていたけど、糞田舎には変わりない。
そこで言われたのが、
「今日はお前がセントラル・アトラクションだ!!」

・・・いやいや、ちゃんと主役いるしwww

でも、村で初めて見る外国人だからね、俺。
日本人だからわざわざ呼ばれたのは十分承知してたんだけど、
俺が入った瞬間、目の前にいた300人全員が振り返るし、
新郎新婦に当ててた照明までこっちに寄越してきちゃうし、
その影響を被った主役にはなんだか申し訳なかった。

正直な話、新郎新婦とは面識ないし、
ただカレー食べに来ただけなので、
会場に居たのは30分だけ、残りは村散歩して帰ってきた。

それからチェンナイへの帰り道、
出発したのは朝の5時だったんだけど、その時間は霧がすごかった。
その霧が俺らの視界を遮り、中央分離帯が見えなかった。
道路の状態が悪くて、真ん中を走ってた俺らが急に現れたレンガ作りの分離帯に気づいたときは時すでに遅し状態。スピードは出てなかったけど、スローモーションで突っ込んでいくのが見えた。

「アイヨー!!」
「アイヨー!!」
「アイヨー!!」
「アイヨー!!」
「アイヨー!!」

みんな揃ってアイヨーって言いすぎwww

人生初の事故はインド
バンパーは取れ、タイヤは今にも取れそうだった。
車は動かんし、周りは真っ暗だし、そこはインドの田舎。

最悪の状況だった。
でも、これがインドクヲリティ。
事故くらいインドではよくあること。

車が壊れてからチェンナイに帰ってくるまで、
それまたいろいろ大変だったけど、それをブログに書くほうがもっと大変。

事故で記憶を失くしたということで終わり。

アイヨー

7.2.11

Madras Race Club

失態だ・・・

昨夜、スカイプしながら酔いすぎてゲロを吐いた。
スカイプを使い始めて7年、
うんこをもらしたのを隠しながら俺と会話してた人がいたけど、
自分のゲロを実況するとは思わなかったwww
ニオイまではインターネットで届けられない状況に感謝ですなwww

それに相手は女。

「なに、アンタ吐いたの?」
「bsぢhしうwgydgくはx」
「そう、でねでね♪♪」
「・・・・・・」

人のゲロをマイクが拾ってる状況にちっとも動揺せず
自分の話を続ける女。
世の中にはいろんな人がいます。

これだけでも結構楽しい夜だけど、
本当はその前にもっと楽しい夜があったのさ。

土曜日、Vaiko(MDMK党首)が実家から急にチェンナイに戻ってきて、
我が師VijayからVaikoとのアポが取れるとの連絡をもらったんだけど、
その時、俺は完全に違う世界に居た訳で
仕方なくアポ取りはキャンセルしてもらった。
その代わりにVijayが夜は飲みに行くというので、
お前も来い、と誘われた。

待ち合わせ場所はLoyola Collage前
予定の時間に30分遅れで到着した俺を待ってたのは
チェンナイではあるまじき

・・・メルセデス(新車)

スモーク張ってる助手席から出てきたのは我が師Vijay
真っ白なベンツから真っ黒いが出てきたのさwww

もう完全に意味が分からなかった。
ただ飲みに行こうと言われたから来ただけなのに、
Madras Race Club(インド最古の社交クラブ)で
我が師とその友達でスーパーリッチな2人の社長に囲まれて、
フランスから買ってきたというブランデー飲んで、
何を話したかといえば、俺を除く3人は既婚者で
その3人とも全員奥さんに実家に帰られちゃったので、
その対策を延々と2時間・・・。

「65、バレンタインにプレゼントを贈れば・・・」
「81、いやいやそんな単純なアイディアは却下だ」
「そもそも帰りを待つんじゃダメなんだよ、こっちから迎えに行かないと」
「それで最後は頭下げて帰ってきてもらうんだよ」

※Vijayが2人いるのであの人たちはお互いを番号で呼んでた。65と81


3人はLoyolaでクラスメートだったという。
卒業から20年経って、またしても3人が同じ状況に陥り、
夜な夜なチェンナイの社交クラブで酒に溺れるこの状況、
なんかスゲー楽しそうだwww

お蔭様でチェンナイに来てから一番おいしい酒の席だった。

その後、スカイプしながら犯した失態もご愛嬌ということで 爆


左から俺、社長のVijay、我が師Vijay、ピーター
(社交クラブに行くと分かってれば、俺だってそれなりの格好したのに 泣)