11.8.09

The Pressure Is On

来てみれば分かる、その距離


チェンナイスリランカ北東部
インドタミル人スリランカタミル人
物理的にも心理的にも、想像以上に距離を感じる。


チェンナイに来た理由はひとつしかない。
タミル人がいて、タミル人の土地だからだ。

仮に学歴が欲しいなら、日本で構わない。むしろ、東京のほうが全てにおいて都合が良い。
それでも、チェンナイでマスターをやるのは、どうしてもタミル人の土地に居たくて、スリランカの近くに居たいから。

それなのに、現状では距離を感じる。
実際、言葉も違う。スリランカで通じるタミル語はここでは通じない。通じたとしても、「ダサイ」の一言で笑われる。

大学でも何一つ新しい情報がねぇ。
タミル人にスリランカ(&スリランカタミル人)に関して、まさか質問されると思わなかった…
新聞読んでても、あんまスリランカ情報入ってこねぇぞ。
てか、俺の周りにスリランカ出身のタミル人あんま居ねぇぞ。

ネットで逐一ニュースを拾ってたら、日本のそれと何ら変わらない。

だから、誰か俺に教えてちょうだい。
スリランカ→インドの視点は既にある。
次はインド→スリランカの視点が欲しいんだ。


ウダウダしてても仕方ない。
上から情報が降ってこないなら、ゲットしに行かなければ…

やり方はいくらでもある。
まずはタミルナドゥ州にあるスリランカタミル人の難民キャンプをケアしてるNGO、Organisation for Eelam Refugees Rehabilitation (OfERR)からだ。

ドアを叩いて、ピンポン押して、誰か出てきたら俺の勝ち。
「無給で構わんから雇ってくれ。インターン扱いでもいいからっ!!」

チェンナイに居られる時間は2年間のみ。
生き急がんと、その前にタイムリミット。





ケツに火がついた。

★★★★★

さっきFacebookから承認のメールがきてた。差出人はスリランカ、マナーで一緒に働いてたファシテーターのJoe。

SUGEEEEEE!!

自分のコネクションも大事だ。

6.8.09

First Seminar

日本を発つ前に挨拶に行けなかったけど、武者小路先生の言葉はきっちりインドにも持ち込んだ。
「内を省みて、賤しくなければ、何を畏れ、何を憂えん」

今はストレスフリーの生活だから、ここ何年で一番コンディションが良い。考えや行動にも迷いがなくなったので、心臓も強くなった気がする。プレッシャーは逆に心地いい。

今日は初めての学部の教員、生徒全員が参加するセミナーだった。このセミナーは毎週行われ、ひとつのトピックに関して、学部全体でディスカッションをする。まず学部長より説明があった後、突然のご指名を受けた。

「Shin!! 俺の隣でなんか喋れ!! 何でも良い。お前に興味がある。この学部にきた動機でもこれまでの経歴でもいい。じゃあ、日印関係とかどうだ?」

…ムチャ振りだろ…(苦笑)

これからの抱負でも喋ってやろうかと思ったけど、壇上に上がった瞬間、セミナー室中の視線を一手に集めてた。

(フフ、一発かましてあげましょう★)

俺は日本人だ。その段階で注目度は高い。だから、真っ先に全員の視線を浴びている。
それ以外に、俺にあって、目の前の連中にないもの。それは経験だ。
幸運にも、そこらへんのタミル人が手にしたくても手に出来ないような経験をしてきた。
マレーシア、イギリス、スリランカ…タミル人が住む国・エリア、そしてマナーでの現場経験。

「…そんな感じで、南アジアの防衛戦略をやりたくてチェンナイに来た。以上。」

ギョエ、みんなドン引き(汗)

学部長からは、
「お前は訳分からんな。いいか、Shinから学ぶものはたくさんある。そして、お前がここで得られるものもたくさんある。」

…だと思ったから、わざわざ来たんだ。

とりあえず、全員の頭には俺が刻まれた。その後の周りのリアクションを見てればわかる。


すでに3日目。
教員との関係も良好、十分気にかけてもらってる。
クラスの連中とも良い感じだ。

出足は上々。

【今日= 昨日+2】

5.8.09

8月5日

大学院生活も徐々に軌道に乗ってきた。もちろん、まだまだ意味不明なポイントも多いけど、スタートとしては悪くない。そう、全然悪くないんだ。

むしろ、今の状況なら胸を張って、人に見せられる。

「俺はここまで来ました。」

今週日曜、大学院がスタートする前にメールを打った。相手は、この状況を一番見てもらいたい人、世界で一番カッコイイ人だ。元上司であり、尊敬すべき専門家であり、血縁のない父親。生きる神みたいなもんだ。

その返信をさっきもらった。

「この期間でそれくらい動けたら、(今後)どこへ行っても大丈夫だと思います。」

…恐れ入ります。

「(インド人は)昼間働かないと言うけれど、働けないですよね、普通の感覚では。(中略)暑いことに注目しても、いろいろ観察することができます。」

…なるほど。さすがです。俺なんか足元にも及びません。

ぶっちゃけ、特筆すべき言葉はないと思われる。他人から見たら、それは当然。でも、俺にとっては大切すぎる。

いままで日本および世界中から「ガンバレ」メッセージをもらった。根性が曲がってる俺はいつもこう思ってきた。

「お前らが思う100倍のがんばりはすでにしている」

だから、ここまで出来た。

(殴りたきゃ、どうぞ。チェンナイにお越しください。)

命かけて、俺が動いてんだ。それ相応の結果がついてきて当たり前。俺にはまだ余裕がある。暑くても昼間動けるパワーがある。だから、マダマダこれからの状態。やりたいこと、やれることは山ほど出来る。インド人もビックリするくらいの成果は出せるはず。

でも、今の全てが揃った状態を「当然」と認識している自分がいる一方で、この1ヵ月半の成果をスゲェ見てもらいたいとも思う。

体も壊して、ギリギリの線で生きている。泣きそうな瞬間はいくらでもある。そんな中でゼロから作り上げた状態だ。

あの人に今の俺を見てもらいたい。

あの人の期待に応えられる人間に俺はなりたい。

3.8.09

毎週ダウン

先月30日にマスターコースの顔合わせがあり、
次の日にうちの学部(防衛戦略学部)以外からとる授業の詳細をもらいに行こうと思ってた。

オー 頭ガ痛イネ
オー 腹ノ調子ガ悪イネ

また体の調子が狂った。
何回目だ?
ここのところ、毎週末ダウンしてんじゃねぇか(泣)

エスタックイブ飲めば治るのは知ってるけど、
治るどうこうの前に体調が狂っちゃマズい。

ちゃんと寝てるはず。
飯も喰ってる。
水分も摂ってる。

日本スタンダードで物事を考えちゃいかんのね。
よーく分かった。

インドで生きていくってどんだけ大変なんだよ…

やっぱり今までで一番過酷な環境らしい。


反省


【今日= 昨日-1】

1.8.09

人生リセット、リスタート

「ろくでなしも成長のするためのプロセスだと思えばいい。思う存分、ろくでなし生活を送れば、いつか気づく、このままじゃダメなんだって…。そうなれば、あとは勝手に体が動く。」

人生は螺旋状のスパイラル。
一度、負のスパイラルに嵌ると抜け出すのは必死。
抜け出して、戻ってきたところでマイナスからゼロに戻っただけ。
プラスにまで立て直すのは並大抵じゃない。

人がどう言おうが、俺はろくでなしだ。
落ちるところまで落ちた。だから、あとは上って行けばいい…そうシンプルに考えてた時期もあった。
でも、一度ろくでなしを経験するとそこから這い上がるのは、簡単じゃない。プラスじゃなくていい、ゼロの状態に戻りさえすれば… 落ちた穴は想像以上に深かった。アホにはアホの悩みがある。傷を負ってまで、命がけで、無理矢理ろくでなしのスパイラルを止めてやった。

そして、3年前のポジションに、やっと戻ってきた。

大学院、初日。

もう俺は落ちねぇよ。
必死こいて戻ってきたポジションなんだ、
そう簡単には手放せねぇ。

7月30日

長い間、俺が待ち望んだ日になった。