26.1.10

ヤンキーに囲まれた日

ヤンキーは鬱陶しい。
逆も然り、鬱陶しいのは大概ヤンキーだ。

この図式、どこの国に行っても変わらんね。
世界共通で鬱陶しい('A`)y-~


★ ★ ★ ★ ★


学校帰り、どうしても今日だけは一刻も早く家に帰りたくて、
バスの混み具合とは関係なしに、一番最初に来たバスに捕まえた。


バリッと、


超満員


アチャー


ヤンキー超満員www



乗った瞬間から、面倒くせぇと思ってた。
ここのヤンキーは東京のそれよりはアホに見えんのだけど、
性質という意味では数段ウザイ。

青春時代の溜まった鬱憤を他人を威嚇してとか、マリファナ吸ってとか、ラップで攻撃してとかいう自己表現手段は取らないで、ここの連中は歌うんだ。


怒りを込めて、


歌謡曲を。

(この時点で攻撃力は見切った)


ラジニカーント(ムトゥ踊るマハラジャのあのオッサン、還暦を過ぎてもタミルナドゥのスーパーヒーロー)を30人も40人も集めて歌われてみ?60のオッサンが声帯異常としか思えないような声の女とデュエットしてる歌だぞ?鬱陶しくて仕方ない。

それにリズムは
自分らで天井は叩いて作って、足らなきゃ壁叩くんだ。
百歩譲ってアカペラなら許してたかもしれないのに、
チェンナイのバスはブリキ製で、これがまた良い音を出すんだわ・・・爆
しまいには屋根に登って、歌いだす奴とかも出てくる。

そのまま落ちて、轢かれてしまえばいいのに


ドイツモコイツモ
本当に公共の場でのモラルがなっとらん。
モラルを備えた清廉潔白なヤンキーは居ないのかよ・・・


しばらく顔に「オメェら鬱陶しい」と書きながら乗ってた。
あるバス停を通過したとき、ヤンキーが一斉に動き出した。
席を立つ奴、天井から降りて来る奴

「降りるのかっ!!」

「オニーチャン、ここ座んなよ」


ヤンキーも空席案内くらい出来る。
お言葉に甘えて席を譲っていただいた。
これで穏やかに新聞が読めると安堵したのも束の間。

次のストップで全員降りるのかと思いきや、誰も降りない。
そして、俺はやっと気づいた。


・・・チゲ


これはオートマチックな交代劇!!


こいつらが席を移動したのは
歌パートと楽器パートを交代したに過ぎねぇんだ。
座ってる奴は壁は叩けても天井は叩けないからねwww

結局、俺だけが最悪のポジションに移動したらしい。
右隣、右斜め前、前、通路、後ろ、右斜め後ろ



囲まれたΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)

みんな 悪そうに歌ってるwww



窓側の奴なんて櫛(comb)を持ち出してガラスでギーギーだもんね、参っちゃうよ。
行き場を失ったときの喪失感は耐えられん。

ウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセ…
ウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセウッセ…

その状態が自分の地元に着くまで続いた(約20分)。


もし仮に、俺がバスの中で日本刀を持ってたら、
ヤンキーみたいな鬱陶しい連中を
目隠しにして、
一人一人跪かせて、
まず耳を刈り、
そして指を撥ね、
だんだん甚振りながら、
そして最後には目玉を頂戴いたして、
最後は全裸にさせて相手の首に一刀入魂・・・



OH GOSH



うわ 手口がLTTEそっくり!!

今日はスリランカの大統領選挙です。
Fonseka 勝っちゃうよ。
あいつもヤンキーに毛が生えたレベルだけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿