俺としては一種の「けじめ」をつけたつもり。
今日、東京都職員採用試験を受験してきたよ。俺が拒み続けた公務員になるための試験。これまでの募集要項が送られてくるのとは違い、俺のもとに直接受験票が送られてきた。
ひとつだけ確かなのは、親はどうしても公務員にしたいらしい…
だから、受けたよ。仕方なく…俺が選んだのは23区特別区じゃなくて都庁で働きたい人のための試験。これは俺の無意味なプライド。
でも受けてみると分かるけど、結構面白い。テスト自体受けるのなんて久しぶりだし、日本語で論文書くの初めてだった。他の受験者には申し訳ないけど、こんなに浮かれながら受けたテストも生まれて初めてだった。
さすがに問題には手も足も出なかったけどね… 1秒も勉強してない奴がホイホイ受かったら、それこそ東京都のクヲリティを疑うよ、マジで。また受験者も然り…。
教養問題はマークシートだから埋めることはできる。でも、完全に正解が分かったのは英語のみ。まさか数学とか化学で出るとは思わんかったよ。
さて、問題は記述だ。
わたくしが選択したのは、
■財政学→地方交付税制度の目的と機能を述べ、普通交付税の算定方法について説明。
■行政学→情報公開制度の意義を述べ、国および自治体の導入経過と情報公開法に基づく国の情報公開制度の概要について説明。
■経営学→ドラッカーの「顧客の創造」について説明した上で、「企業の2つの基本的な機能」について説明。
どれもこれも説明、説明って理解してないのに説明できるかよ… とりあえず、新聞から拾った情報を搾り出して、最後の一滴まで捻ってでなかった分は勝手に創作させていただきました。意義の部分とか完全に希望的観測www そしてイマジネーションのセカイ…ハリーポッターみたいなもんだ。
で、最後が論文。
これがスゲェ楽しかったの。
いままで英語でしか論文書いたことなかったし、東京都の緊急雇用対策を21年度予算に組み込むんで、行政としてはどう対処すればいいか…あんたの考えを述べてくださいって。
都の行政サービスの現状とか知らないけど、とりあえず現時点で俺の脳みそが考えうる雇用確保の仕組み、システムを述べてあげたよ。結果はどうなるか知らんけど、これを読んだ試験官が新たな政策を打ち出してくれることを期待。
2時間使って、大マジで書き上げた。少なくとも満足感はあった。
久しぶりに朝9時から夜5時まで机にかじりついて、
体力の減退を実感。
これじゃチェンナイが思いやられるな… とにかく俺は民法も行政法も知らない。でも、平和構築と開発学、そして南アジアの防衛戦略だけは頑張る。これが俺の生き残れる道。
いつもと違う空間のお陰で本当にやりたいものが輪郭を持ち始めた。
みんな、母の日に乗り遅れんなよ
0 件のコメント:
コメントを投稿