16.11.09

水に負ける俺の足

一番怖いのは水。

水に比べれば、病気も事故も大した問題じゃない。


昔からそう、スリランカに居た時、Shantipuram(インド帰りの入植地)でウダウダしてるのが好きだった。仕事以外でも暇さえあれば、チャリ出して一人ウロウロしてた。そのシャンティ、雨季明けに行ったら全部水没してた。海面と同じ高さだから水は一向に掃けない。その状況で残ったのは俺らが作った道だけ。お上用プロモビデオを撮る仕事もしてたんで、雨季明けの村の状況をビデオに収めながら、それと同時に常に俺の足は水没してた。

その結果、足がグチャグチャ…

泥とかじゃなくて、皮膚組織がグチャグチャwww

要するに俺の足にあった小さな傷から、ウイルスが入り、皮膚を壊しながら緊急拡大。調子に乗って水溜りで遊んだのが悪かった。

アレ以来、チェンナイに来ても、路上の水にだけは足を入れたくなかった。

細心の注意で歩いてたにも関わらず、現在わたくしの足、


血 ま み れ。


きっかけは痒くなった足を掻いたせいだ。きっとその時、傷ができたんでしょ。今じゃ見るも無残な俺の足。


改めて、水 コエェェェッ(涙)


あとね、唇に水ぶくれみたい腫れもの出来てる。これはきっとインド版の思われニキビ。そういうことにしといて。

15.11.09

AAKは錆付く寸前

2週間で12コのテスト。

インドのテストは質より量が大切。覚えたら勝ちのゲームはやめようよ… インド人に暗記で勝てるわけねぇんだよ。

今日で1週目終わり。なんか予想以上にスゲェ疲れた。
というのも、学生症候群に加えてテスト以外の無意味な気を使い過ぎた(爆) 今ではその無意味がなんだったかさえ覚えてない。インドのマスターは忙しいんだ。


チェンナイの雨は降り止むそぶりすら見せてくれない。そもそもインドは遠慮ってものを知らないね。人間も虫も天気も…必要以上は鬱陶しいだけだ。



なのに断水

水浴びと洗濯が出来ない

不貞腐れる

大人しく勉強でもする?

やる気ゼロ

「また徹夜かよ(怒)」

次の日も雨。気が付いたんだ。
雨が全部わるい。歩くのさえ、かったるい。

!!!!!!

歩かなきゃいいんじゃね?



「ASH 頼むからバイク出してちょうだい」


Ashはラジャスタンからバイクを持ってきてる。俺の足は現在Royal Enfieldでございます。しかし、2ケツすると俺の尾骨がバイクのケツに当たって悲鳴あげんだ。毎日25kmも走ってるとさすがに尾骨上層部中枢が痛ぇ…

それにバイクでうち来たら、Ashが自動的にウチに泊まることになる。すでに4日連続www
勉強することを期待する方が間違ってる。でも、そうは問屋が卸さないのがジョグレカー。きっちり二人でビール片手にやってるよ、お勉強。

そういえばAshはドクターをBFDでやろうとしてる。俺はこれが最後だ。最後の学生サン。反吐が出るとは言え、最後くらいはきっちり勉強します。


AAKは錆付く寸前。

11.11.09

大天才、現る。

最近、プレゼンだのセミナーだの、
人のパフォーマンスを見る機会が大学の内/外問わず非常に多い。

政治家にしても教授にしても、話がやたら長い割りに大したこと言ってないのはどこの国も一緒。でも、たまに居るんだよね、プレゼンの大天才が…

いま世界で一番プレゼンがうまいと言われてるのがMr.オバマだったりSteve Jobs。個人的には、イギリスで見てた国会中継も好き。ブレアとかやっぱ凄かったよ。

実は連中に引けを取らない人がいたんだ、チェンナイ総合警察の警部(Inspector General)(?)。実はこいつの正体がまた訳分からん。日本でいう海自や海上保安庁とは違い、チェンナイ総合警察の人間だけど、海岸警備が専門。それにも関わらず、今日のトピックはアフガニスタン。特にAf-PakとISAF。

この人、JNU(ネルー大学@デリー)出身のエリートで室井サンと同じだけど、織田裕二は居なかったね。現場を知らない室井サンだ。

でも、はっきりしたのは
「頭良すぎて笑う」ということ。

俺の文章力では表現できないのが残念でならないけど、すげぇんだ。間の取り方とか、リズムとか、言葉選びとか…さすがインド、10億も人口いれば、居る場所に大天才が居るんだ。実際、アフガン増派に関してオバマの参考映像も流れてたけど、あんたのも負けてねぇよと思った。


さて、わたくし。

…足元にも及びませんな。
いくら英語とはいえ、もう何年使ってんだよ…


本物の天才を前にメッキを必死で守る人間は、ひたすらに隠し通すだけだ。スマートとか思われてんなら、思わせとけばいい。もしかしたら、俺はメッキが剥がれて初めて目にするゴールド(かもよ)。 期待だけはしとかんと(沈)

ぶっちゃけ、今日みたいなプレゼンが出来るようになるとは到底思えん。それに元来、日本人なんてプレゼン下手糞だからね。海外でカッコイイのなんて見たことない。お上も霞ヶ関もプレゼンだけは下手糞だ。


最上級のプレゼン
やってみたいね、ああゆうの。
厳しい現実を突きつけられて凹むわ。


-オマケ-

プレゼン後の質疑応答、話が複雑すぎて、俺の脳みそは勝手に処理を停止した(爆)
やっぱり俺はアホだwww

7.11.09

プライドだけは死んでも捨てたくない

朝から晩までよく降るね。スコールと違ってバカ雨はタチが悪い。

チェンナイは先月終わりから雨季に突入。聞けば、12月半ばまでこれが続く… 足元に浮かぶウンコ祭りはまだ1ヶ月も続くのねwww

貧弱な下水道には処理しきれない雨量だから、足元は常に水に浸かってる。それは波打ち際を散歩してんのと一緒の感覚。もうビーチボーイズごっこは飽きたよ。「イイジャン、ナツナンダカラ!!」は言われた日には、そいつ殴るかもしれんね。

こうなると、肝心要のことが出来なくなった。

今日はIJCCI(日印商工会議所)がオーガナイズする日印関係(&日印中韓)セミナーだった。場所は高級ホテルのバンケット。

実はまともな場所に出て行けるほど、フォーマルな服を持ち合わせてないから、シャツだけはバリッと買ったんだ。チェンナイで一番高級な店で一番安いのを…。
わたくし自身、素材がとりわけよろしい分、シャツにパンツと革靴を合わせれば、一丁前の完成。自分の事ながら、超カッコイイ。どこぞの国の領事や大使館職員は眼中なかった。

朝、家を出ると、
そこはいつもにまして増えてる水、要するに大洪水。
止まない雨を眺めてたら、セミナーのスタート時間が迫ってた。

イケイケてるのにビショ濡れでウンコまみれでホテルまで辿り着くか、野暮ったいけど濡れても何とかなる格好で辿り着く。

二兎追うものは二兎ともランナウェイ。

結局、俺は思ったよ。

「インドでイイ格好するのは、
諦めようヽ(´A`)ノ」

カッコつけることが出来なくなったら、何のために生きてるのか分からなくなる。

駐在の連中と違って、足(車、バイク)がない俺。この時期、外出するのも一苦労よ。


加えて、所得格差は教育格差。
金がない奴は足を確保できず、せっかくのチャンスを無駄にする。

頭の勉強は程ほどに俺の身体が勉強した。商工会議所のスピーチより俺には大事だ。

*実は今日のメインゲストにSubramanian Swamyが登場。Former Union Ministerで現Janata Partyのトップ。さすが中国が絡むと大物が出てくるけど、それにしても悪そうな顔だwww



3.11.09

世界一カッコ良くなりたい理由

21の時、初めてスリランカに行った。現場で開発援助のプロジェクトを回すコンサル会社にインターンとして拾って頂いた。お上(J●CA)の小言に反して、ドアホな俺を現場にねじ込んでもらった感謝は忘れない。あの時、プロジェクトに置いてもらったからこそ、今の自分がある。

現場は紛争地帯だった。最初の3ヶ月は安全だったけど、それ以降は大変だった。避難を何回も繰り返し上に、毎晩マルチバレルは頭上を越えていき、空爆も目の当たりにした。そして、知ってる奴は殺された。

このブログを読んでる人(俺と付き合いがある人)は知ってると思うけど、スリランカ軍とLTTEのEelam Warは2009年5月に終わったんだ。

プロジェクトスタッフの安否は無条件で気になる。バブニアのマニックファーム(難民キャンプ)に居ようが、どこにいようが死んでなければいい。ある時、行方が分からなくなってた元スタッフ3人の所在が判明した時は本当に嬉かったんだ。

紛争が終わったとはいえ、まだまだ日本が首を突っ込める状況じゃない。スリランカ政府もそれを許してない。でも、やっと今後に向けての調査が始まった。それをやってるのが、俺の面倒を見続けてくれてるコンサル会社の部長と俺の大学の先輩の2人。今回の調査で俺らがいたその現場に入ることも俺は知ってた。


そんな中、さっき突然スカイプに着信。ビデオありで通話開始した。相手は部長だ。よく見ると後ろの背景… ウチじゃね?


「俺らが住んでた家に行ってきたよ。●●(←プロジェクト名)の元スタッフ14,5人に集まった」


ビデオに映るのは部長以外にもう一人久しぶりの顔…


キターーーーーッ!!!

Joeじゃねぇかっ!! マイケル・ジョー・ペレイラがそこにはいた。



こういう場合、言葉が出なくなるのね。その場に居たかった。

俺が住んでた家は元ドライバーのアマラとヴィンセンがずっとメンテしてきた。俺がいつ帰ってもいいように…。部長曰く、土足で入るのが申し訳ないくらいにキレイだったらしい(きっと部長が来ると聞いて、急いで掃除したんだろうけどwww)

俺がチェンナイでマスターやってるのも、24時間タミル人に囲まれて生きていくのも、顔では笑っても、そんなに簡単じゃないんだ。ぶっちゃけ、気に食わんことは多いよ。イラつくことも多いし、1度として事が予定通りに進んだためしがない。それでも、耐えてるのは、

スリランカに戻るため。

俺が首を突っ込むための段取りは着々と進んでる。

あとは俺次第だ。

あいつらに戻ってくると約束した証しの指輪は3年経っても外してない。

これ以上、恥ずかしい姿は見せられんね。俺はカッコ良くなった姿をあいつらに見せたいんだ。わたくし、死ぬ気で頑張る次第です。